キャリア発見!ツールボックス
「自分の目指す研究者はどんな姿だろう?」「研究経験を活かして将来、何をしていこう…?」
そうした研究者としての「これから」に関する疑問を解消し、自分の目標や未来像を照らす羅針盤のような思考ツールを紹介するコーナーです。
「なんか変だな?」を指針に変える〜違和感 abcd クエスチョン〜
薬学が専門の巣立翔子さんは、将来を考えるにあたり、自分はどんなことで社会に貢献できるのだろう?と自問していました。研究はもちろん、いろいろなことに興味はあって、誰かの役に立つことがしたい。でも、自分が本当に心を注いで取り組めることって何だろう?そうしたモヤモヤを抱えながらこのツールを使ってみました。
巣立さんが書き出した違和感のうち、3つめはa, b, cすべての質問を埋めることができました。根底に実体験があり(b)、なおかつ誰かが困っている様子が具体的にイメージできる(c)違和感は、自分の関心と社会の課題が重なっているものといえます。「たしかに高齢者の骨折のケアは強いやりがいを感じられるテーマかもしれない。いま取り組んでいる細胞の研究経験が活かせないか、調べてみよう!」巣立さんは、dに書き込んだ新しい一歩を踏み出してみることにしました。
PC で書き込めるシートのダウンロードができます。
詳しい使い方や、他の分野の研究者が書いたシートもチェックできます!
■ 使ってみたい人はwebへ! https://lne.st/incube50-toolbox/