CDF キャリアディスカバリー フォーラム

アド・ベンチャー
フォーラム
(2024年4月/東京)

場所:COG(センターオブガレージ)

4.20Sat 13:00-17:00

アド・ベンチャー
フォーラム
(2024年4月/東京)は
終了いたしました

アド・ベンチャーフォーラム

「研究を通じて社会に貢献したい」そんな情熱を持ち、大学で研究をしている博士人材・若手研究人材は多くいます。「社会課題の解決のために世に無いものを開発し、社会実装する」ことを目指す研究開発型のベンチャーは、まさにその力を発揮する場となります。

アドベンチャーフォーラムは「研究者の新たな活躍の場を発見する」をテーマに、修士・博士を取得した若手研究人材とベンチャー企業が出会う場です。ブースセッションで企業の経営者や社員と参加者両者が、「これからの研究テーマや課題」、「社会に貢献したいこと」を自由に語り合う仕掛けを用意しています。固定概念に捕らわれない研究を活かす方法、新しい働き方、新しい生き方を発見しに来てください。

<ベンチャー創業者の声>

私自身、起業について知るまで、基礎研究を社会実装につなげる道があるとは思ってもいませんでした。社会課題の解決に直接アタックできるのが会社として研究を続けることだと強く感じ、起業しました。ビジネスや経営を学ぶことはもちろん必要ですが、大きなビジョンの研究開発に挑戦できるのはベンチャー企業の魅力です。

<参加した学生の声>

社会にインパクトをもたらす仕事は大手企業のイメージしかありませんでしたが、実際に世界を変える事業創造に挑むさまざまなベンチャー企業を見て、考えが変わりました。べンチャー企業には大手企業のようなノウハウやアセットは潤沢にはありませんが、研究開発はもちろん、組織の制度や製品化プロセスなど、会社の中核を自分で作っていくことは、博士にとって魅力的な仕事だと思います。研究から社会実装を本気で目指す人たちと出会えたことは幸運でした。

お知らせ

イベント概要

5973
日程
2024年4月20日(土)
時間
13:00-17:00
場所

COG(センターオブガレージ)

130-0003 東京都墨田区横川1-16-3

参加対象
院生、ポスドク・若手研究者 40名
キーワード
研究開発型ベンチャー
お問い合わせ
株式会社リバネス 人材開発事業部
担当: 楠(くす)、海浦
Mail: [email protected]
Tel: 03-5227-4198

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一日の流れ

13:00-13:10
オープニング
13:10-13:40
ショートセミナー
13:40-14:00
ベンチャー企業による1min プレゼン
14:15-15:00
ブースセッション1
15:00-15:45
ブースセッション2
15:45-16:30
ブースセッション3
16:30-16:45
閉会式
16:45-17:30
交流会

セッション

13:10-13:25

ショートセミナー「ここで私はベンチャーに出会い、大企業就活をやめました」

現在、ベンチャー企業の研究者として活躍する亀本さんは 、修士号取得後 、博士号取得のために大学院へ入学すると同時に、 ディープテックベンチャーに入社するという選択をしました。当時はベンチャー企業という選択肢はまったく無く、アカデミアに残るか、大手企業に就職するかの2択でキャリアを考えていた亀本さん。なぜなら、企業で働くなら多様な仕事に挑戦し、大きなプロジェクトに関わりたいと考えていたからです。そんな亀本さんがなぜ、大手企業ではなく、ベンチャー企業を選択したのか。「自分にとって、最高の環境」と話す亀本さんに、ベンチャー企業で働くリアルをお話いただきます。

13:25-13:40

ショートセミナー「あなたの1min自己紹介をパワフルにする『QPMIサイクル』とは?」

「自己紹介を1分でどうぞ!」学会やワークショップ、就職活動といった、新しい人に出会う場面でそんなことを振られたとき、どんな自己紹介をしていますか?

自己紹介は相手に興味を持ってもらう入口であり、その後の話を広げる方向性を決める、案外重要な一幕です。今回は、「自分の研究を加速したい」「自分のキャリアを広げたい」といった自分のキャリアを開拓しようとしている場面で、あなたに必要な仲間を集める力になるパワフルな「1分自己紹介」の作り方を紹介します。

14:15-15:00/15:00-15:45/15:45-16:30

ブースセッション

学生がブースを回り、企業の説明を聞くという、一般的な説明ブースでは想定内の出会いしか生まれません。アド・ベンチャーフォーラムの企業ブースは、「異分野の双方向コミュニケーションで新たなキャリアの可能性を発見できる」ブースです。オープニングで実施するベンチャーの1min自己紹介を聞き、興味を持った企業を3つ選び、30分でベンチャーのコア技術やビジョンに触れるとともに、中で活躍する研究者や社員からリアルな話を聞くことができます。

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参加企業・テーマ

  • 海を休ませるために、陸上に小さな海をつくる。

    「どこでも誰でも水産養殖ができる仕組み」を実現する小型閉鎖循環式陸上養殖システムによって、海を使わない新たな「漁業」の創出を目指すベンチャー企業です。専門知識がなければ難しい陸上養殖ですが、同社は車1台分のスペースがあれば誰でも再現性高く養殖ができるコンテナ式の養殖ユニットの開発に成功。飲食店や製造工場等、これまで水産業に関わっていなかった業界を巻き込み、分散型の生産、消費の仕組みづくりに挑んでいます。これまで人類の食を支えてきた漁業に新たな概念を加え、食料問題の解決に挑む情熱を持った人材の参画を求めています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    食糧・環境問題を解決するためにいかにして人工水産物を実装するか?
  • 「いつでも」「どこでも」「だれでも」使える「顕微観察」技術で世界を変える

    光学技術と半導体技術の融合により従来のレンズを使用した顕微鏡とは全く異なる革新的な顕微観察技術MID(マイクロイメージングデバイス)を開発。今まで設備的・気候的・技術的に従来の顕微鏡を使うことが難しかった場所での実験を可能にし、新薬開発や未知の病気の発見等への貢献を目指しています。2024年3月にはプレシリーズAセカンドクローズにて8000万円の資金調達を実施し(プレシリーズAでの累計調達額は3.2億円(J-KISS型新株予約権の発行を含む))、日本初の民間主導の地球低軌道宇宙バイオ実験プラットフォームの構築により、宇宙空間におけるバイオ実験を中心に新たな宇宙利用の顧客開拓・市場拡大を目指すことを発表しました。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    人の生存圏が宇宙まで広がった未来はどんな世界か?
  • 人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる

    閉鎖環境では難しいとされていたサンゴの人工産卵を真冬に成功させることに世界で初めて成功した、精緻な「環境移送技術」で環境問題の解決に挑むベンチャー企業です。持続可能な社会の実現に向けて「生物多様性」への注目が高まる中、水槽内に再現した環境で人間の活動が環境に与える影響を定量的に評価するという他にはない研究開発を行っています。代表を務める高倉葉太氏は2021年に世界を変える30歳未満の30人としてForbes 30UNDER30に選出されています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    人と自然が共栄するために、あなたは水槽をどう使いますか?
  • 最先端のロボティクス技術を追求し、社会インフラに革命を

    「最先端のロボティクス技術を追求し、社会インフラに革命を」をビジョンに掲げ、老朽化や労働人口減・労働環境問題等に直面する世界のインフラ課題に挑む企業です。2018年にドローン専業メーカーとして世界で初めてIPOを果たしています。ロボットやシステムが自律して判断・走行できる「自律制御システム」をコア技術に持ち、多様な業界と連携しながら、安全性・汎用性の高い機体を次々と世に出しています。ドローンにおいては、有人地帯で補助者なく目視外で飛行できる「レベル4飛行」に対応できる機体をいち早く開発し、2023年3月に日本で初めて国土交通省より第一種型式認証を、3月15日には第一種機体認証を取得しました。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    社会課題×ドローン×"You" =?
  • 養豚産業のデータ技術活用化という前例のない挑戦

    統計解析・機械学習を使ったデータ分析やソリューション開発のプロフェッショナルが集まり、「世界最大の一次産業である養豚を持続可能な産業にする」ことを目指すベンチャー企業です。世界的な人口増加と経済発展によって、早ければ10年後に食肉の需要と供給のバランスが崩れると言われています。同社は生研支援センターの「令和3年度スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」にて、国内では初となる群飼養に対応したAI(人工知能)による個体別発情検知技術を開発。生産者とともに生産性と環境負荷の改善に取り組んでいます。2023年には潜在力の高いインパクトスタートアップとして、「J-Startup Impact」に選定されています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    養豚業が解決できるかもしれない身近な課題
  • 地球と全生物に最適なエコシステムを確立する

    悪環境でも生育可能で、優れた貴金属吸着能力を持つ硫酸酸性温泉紅藻「Galdieria」を活用し、都市鉱山の課題解決に挑むベンチャー企業です。これまで回収しきれず環境中に放出することしかできなかった都市鉱山の廃液からも高効率で貴金属が回収できる、画期的な貴金属吸着材の商用化を目指しています。同社はサステナブルの次のキーワードとして注目されている「環境再生(リジェネラティブ)」を推進する企業として2023年に『WIRED』日本版が主催する「THE REGENERATIVE COMPANY AWARD」に選出されています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    ご自身の得意分野×藻類でサステイナビリティに貢献するには?
  • ガスが見えれば検査が変わる。

    工場や工事現場等、ガス漏れによる火災事故は、経済的損失だけでなく、人命に関わる甚大な被害を引き起こす重大な課題です。株式会社Soilookは、小型で安価・高性能なガスの可視化装置の開発により、「1人でも多くの人が安心安全な環境で仕事ができ、暮らせる社会」の実現に挑むベンチャー企業です。同社は中・遠赤外光の吸収量でガスの有無や種類の特定を一気に行い、漏洩箇所を2次元イメージングで可視化するなど、「成分分析」のDXにより、危険を伴う現場の改善に貢献しています。同社は成長が期待されるシード・アーリー期の技術系スタートアップとして2022年にJ-TECH STARTUP認定企業に選出されています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    成分分析で世界の課題を解決する、新たな可能性を考えよう
  • 挑戦し続ける、塗装のプロフェッショナル

    [Meister=名職人]+[Grit=やり抜く力]という意味を社名に据え、昔ながらの塗装業界の可能性を世界に広げる挑戦を続ける企業です。塗装は着色だけでなく、殺菌抗菌やプロダクトの強度など、あらゆる業種・業態に必要な技術です。長期間にわたって塗装が剥がれないようにするためには高度な技術が必要であり、持続可能な社会の実現には環境にも配慮した新たな塗装技術・材料の開発も必要です。同社は塗装のプロフェッショナルとして、コスプレイヤー等のクリエイターや、課題解決を目指すテックベンチャーのプロダクト開発など、多様な「ものづくり」を支えるため、挑戦を続けています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    地球に寄り添い、彩り豊かな暮らしの可能性を広げる、塗装の進化とは?
  • 素材の力で未来を創る

    「単分子誘電体メモリによる低消費コンピュータの実現」を掲げ、省電力で高密度なメモリ材料の開発に取り組むベンチャー企業です。全く新しい物理理論により単分子で強誘電体のような特性を振る舞う新材料を使うことで、容量を1000倍に増やしかつコンピューターの電力消費を9割減らせるという画期的なコア技術を持っています。2024年には地域・社会の課題解決に意欲的で、事業内容に先進性や相当の社会的インパクトのある企業として、中国経済産業局と四国経済産業局による「J-Startup WEST」に選定されました。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    化学・素材の研究成果でどう世界を変えるか
  • 世界の課題解決をブランディングで加速する

    「世界の課題解決をブランディングで加速する」を掲げるベンチャー企業です。ブランド戦略および広報戦略の構築を含めた支援として、ウェブサイト制作、動画制作、記事コンテンツ制作などを行っています。「課題解決のための仲間を集める」ことをブランディングの目的とする同社は、「言葉をつくる」ことに強みがあります。編集・ライター経験が豊富なメンバー構成で、またリバネス100%子会社であることから技術や研究開発に対する高い理解度が特徴です。事業内容やビジネスモデルに加えて、企業が所有する技術や知識を理解した上で、経営理念の本質をディープインタビューによって引き出し、地に足のついたブランド戦略を構築しています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    「仲間をつくる」ためのブランディングとは
  • 研究で生まれる知識を社会課題を解決する技術へ

    「研究で生まれる知識を社会課題を解決する技術へ」というミッションを掲げ、研究開発型ベンチャーにとって重要な知財戦略支援と、研究開発のためのラボの仕組みづくりや運営支援を手がけるリバネスの100%子会社です。研究者、ベンチャーが持つ技術の背景や解決しようとしている課題をコミュニケーションしながら明らかにし、それぞれにあった研究開発戦略を考え、提案していくことが特徴です。さらに、様々な研究開発の現場を見てきた経験を活かした、ベンチャーのためのラボの仕組みづくりにも強みがあります。研究開発施設の仕組みづくり・運営と、そこから生まれてくる技術の社会実装を実現させるための知財戦略支援を軸に、大学発の研究開発型ベンチャーが活躍する世界の実現を目指しています。

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    自分の研究分野をより活性化するアイデア
  • 科学技術の発展と地球貢献を実現する

    世界には、課題がある。科学技術は、それを解決できる。リバネスは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念を同じくする中高生や研究者、企業、自治体とともに、科学技術を発展させ、その力を社会に実装するための活動に取り組んでいます。未来の仲間=研究者を育てる「教育応援プロジェクト」、情熱を持って自ら立てた問いを追究する人を応援する「人材応援プロジェクト、超異分野の研究を生み出す「研究応援プロジェクト」、社会の課題を解決する事業を作る「創業応援プロジェクト」。この4つのプロジェクトを軸に、社員1人1人がアントレプレナーシップを持って他にはない活動を仕掛け続けています。

    ブースで参加者とディスカッションしたいテーマ
    研究者や支援者を増やすために、私たちは何ができるだろうか?