2024年11月10日(土)に東京都墨田区にて、「アド・ベンチャーフォーラム in東京」を開催しました。12社のベンチャー企業と44名の博士・修士等の学生が参加し、企業ごとのブースセッションでは、熱い議論が繰り広げられました。
開会式の中では、主催者挨拶の他にショートセミナー「あなたの1min自己紹介をパワフルにする『QPMIサイクル』」、各企業によるQPプレゼン、アド・ベンチャー奨学金の説明がありました。主催者挨拶として株式会社リバネス人材開発事業部 部長の立花 智子より「アド・ベンチャー」という言葉に込めた想い、この場で仕掛けてほしいことを伝えました。
ショートセミナーでは実際に自らのQuestionとPassion(QP)を言語化し、今日始めて会う隣の人に自己紹介をするワークを実施しました。
学生のQPが言語化された後には、各参加企業よりQPプレゼンが行われました。自らのビジョンや参加学生と議論したいことを1分で熱くプレゼンテーションいただきました。
そして、メインプログラムであるブースセッションでは、各企業の研究者・経営者と参加者が、お互いの情熱や知識を組み合わせてできることがあるか、どんな仲間になれそうか、30分のブースセッションでは時間が足りないほどの濃密なコミュニケーションが繰り広げられました。
また、今回より始まりました「アド・ベンチャー奨学金」では、参加企業と当日参加した学生を対象にブースセッションにて「互いの強みを活かした共同研究・開発・実証実験」や「異分野の仲間を集める活動」「自身の知識を活かし、社会に貢献できること」を自由に語り合い、生まれたアイデアを実現するための活動費を支援する奨学金制度です。ブース交流会後に、奨学金への募集を希望する学生に1分で参加企業とこんなコトを仕掛けてみたい、絶対やるぞという宣言をしていただきました。当日は12件の募集があり、ピッチをしていただきました。これから、宣言していただいた内容を実現に向けて企業と一緒に計画書を作成していただきます。
参加者の声
- 世界を変えていくことに対する熱量を感じました。
- 実際のリアルな課題感に触れてよかったです。一歩踏み出せるようなサポートが必要だと理解できました。
- ベンチャーは1人では達成することは出来ず、他者との協働によって社会に役立つ活動が出来ることを実感出来ました。
- 企業の人も博士学生も一部同じ思いで研究をしているということを知れて自分との距離が今までよりも縮まった気がしました。
- 様々な領域で研究をしている学生の方々が社会課題に対してどのように自分の専門分野を活かせるのかをディスカッションできてとても有意義な時間でした。
- 他分野への興味関心を持つことの重要さを知ることが出来ました。
- 失敗を恐れず、何事にも積極的に挑戦する姿勢を学びました。
- 専門分野にこだわり視野が狭くならないように他分野の研究に目を向け視野を広げることが研究の発展に繋がると思いました。
参加企業一覧(あいうえお順)
株式会社Eco-Pork、株式会社サンケイエンジニアリング、株式会社セルファイバ、株式会社NEST RdLAB、fabula株式会社、株式会社MANN、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、株式会社山田商会ホールディング、ugo株式会社、株式会社リバネスキャピタル、株式会社Liberaware、株式会社リバネス
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株式会社リバネス 海浦・塩川
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