オフィスは研究者のフロンティア
〜ワークプレイスと働き方を探究するコラボ研究者募集!〜
こんな人におすすめ!
・オフィスや働き方に興味がある
・空間や行動の実証研究をしてみたい
オフィスが研究フィールドとして注目されている。10万時間といわれる人の生涯労働時間の大半を過ごす場所にもかかわらず、その理解度は高くない。働く人や環境への関心も高まる中で、オフィスは今研究の最前線となろうとしている。
オフィス研究はフロンティアだ
社内コミュニケーションツールやマネジメントツールの普及によりデータが蓄積し、働く人同士の関係性や成果の可視化が進んでいる。こうしたデータをもとに、オフィス空間の設計と、創造性やストレスなどとの関わりを調べるような研究が可能になってきた。しかし、情報漏洩などが懸念されるオフィスでの実証研究の機会は少なく、未知の部分が多いのが現状だ。社会的な関心が高まる中、未知の領域が広がるリアルなオフィスは研究者にとってのフロンティアといえる。
ラボでは出会えない現場のデータ
こうした背景の中、オフィスコンサルティングを事業とするフロンティアコンサルティング社の稲田さんは、オフィスにまつわる課題解決のために研究者との連携を積極的に進めている。たとえば、心理学や情報科学の大学院生と開発したツールを活用して、企業の部署を越えたコミュニケーションが生じやすい場所やキーマンを特定し、改善を狙う。研究者にとっても、実際のオフィスで得られたデータを扱える研究は魅力的といえよう。
人生を豊かにする環境を作りたい仲間を求む
「オフィスを知り、変えることで、多くの人の働き方と人生をもっと豊かにできるはず」と、稲
田さんは探究に向けた想いを語る。新設されたワークデザイン研究開発部(通称:F×depth)で
は、インターンシップの中で連携する研究者を募集している。そこには、リアルなオフィスならで
はの研究に挑戦できる環境があり、空間と人々のパフォーマンスの関連などを明らかにすること
で、働き方やオフィスの概念すらも変える可能性を秘めている。身近でありながら深海のような
depthを持つ未開のフロンティアをともに開拓しよう。