2024年11月2日(土)に大阪市にて、「アド・ベンチャーフォーラム in大阪」を開催しました。当日は悪天候ではありましたが5社の研究開発型ベンチャーと18名の博士・修士等の学生が参加し、企業ごとのブースセッションでは、熱い議論が繰り広げられました。
会場ではまず、実際に学生にベンチャー企業で働くってどうなのかのイメージを持っていただくためにベンチャーに飛び込んだ株式会社アグリライト研究所プロジェクトマネージャー研究員北野氏と株式会社フツパー研究開発本部西日本AIエンジニアリング部AIエンジニア笹口氏をお招きし「アド・ベンチャーのリアル〜経験談から研究者にとっての魅力に迫る〜」と題したパネルセッションを行いました。登壇者からは、ベンチャー企業でなぜ働こうと思ったのか、実際にベンチャーで働いてみてどうなのかといったリアルなお話をしていただきました。
パネルディスカッションに続いて、このあとのベンチャー企業とのコミュニケーションに活かしていただくために、ショートセミナー「kenQ Pich』であなたの研究紹介をパワフルにしよう!」を実施しました。
QPプレゼンでは参加企業より自らのビジョンや参加学生と議論したいことを1分で熱くプレゼンテーションいただきました。
そして、メインプログラムである、ブースセッションでは、各企業の研究者・経営者と参加者が、お互いの情熱や知識を組み合わせてできることがあるか、どんな仲間になれそうか、濃密なコミュニケーションが繰り広げられました。
また、今回より始まりました「アド・ベンチャー奨学金」では、参加企業と当日参加した学生を対象にブースセッションにて「互いの強みを活かした共同研究・開発・実証実験」や「異分野の仲間を集める活動」「自身の知識を活かし、社会に貢献できること」を自由に語り合い、生まれたアイデアを実現するための活動費を支援する奨学金制度です。ブース交流会後に、奨学金への募集を希望する学生に1分で参加企業とこんなコトを仕掛けてみたい、絶対やるぞという宣言をしていただきました。当日は14件の募集があり、ピッチをしていただきました。これから、宣言していただいた内容を実現に向けて企業と一緒に計画書を作成していただきます。
参加者の声
- 新しい研究のネタを見つけることが出来て、面白い取り組みに繋がりそう。
- 色々な視点の人と関わることで沢山アイデアが得られることは発見でした
- 自身の研究のプレゼン。可能性や展開について説明する能力を知ったと思う。
- 異分野とのコラボレーション。研究者もアントレプレナーシップを持って、自分から需要を作り出す必要がある。
- 研究を直接社会に繋げることができそうだと感じた
- 働く先が、研究所、大学だけでなく、ベンチャー企業と言う選択肢ができた。
参加企業一覧
株式会社アグリライト研究所、株式会社フツパー、株式会社MACHICOCO、株式会社山田商会ホールディング、レボックス株式会社
今後、
11月10日(日) アド・ベンチャーフォーラム in 東京
の実施が決定しています。皆様のご参加をお待ちしております!
【お問い合わせ】
株式会社リバネス 正田・重永
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